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日本製鉄
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日本製鉄の掲げる海外事業投資を推し進める成長戦略は、同社の姿を根本から変えつつある。同社による US スチールの買収は、近年の世界鉄鋼業界における最も重要な企業変革の一つであり、単なる規模の拡大にとどまらず、地域社会や国際課題である気候変動に対する責任を大きく拡張する転換点だ。
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国際気候NGOスティールウォッチは、6月1日、日本製鉄の気候変動対策実績を評価する報告書『日本製鉄 気候変動対策の検証2026』を公表した。報告書は、日本製鉄が急激にグローバル拡大を進める一方、それに見合う気候変動対策が不十分であることを明らかにした。
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日本製鉄はUSスチール買収にともない、米国アーカンソー州ビッグリバー製鉄所において、既存の電炉への原料供給を目的とした新たな直接還元製鉄(DRI)事業に19億米ドルを投じると発表した。巨額の投資計画の中でも、今回の発表は前向きな進展として評価できる。
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米インディアナ大学環境レジリエンス研究所(ERI)及び米気候調査会社5 Lakes Energyは、グリーン投資を通じて、雇用創出、脱炭素、そして大気汚染削減を同時に実現できることを示す研究結果を発表した。この報告は、日本製鉄の米インディアナ州USスチールゲーリー製鉄所へのグリーン投資が、最大約5万9,000人の新規雇用を生み出し、同製鉄工程の年間CO2排出量410万トンの削減が可能であることを指摘する。
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鉄鋼生産は今も、世界で極めて排出量の多いセクターの一つであり、世界の炭素排出量の約1割を占めている。長寿命の設備と資本集約的な生産によって成り立つこの業界では、主要な鉄鋼メーカーによる意思決定や対策の遅れが、世界の気候変動の行方を大きく左右することになる。
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本日発表された、国際気候NGOスティールウォッチによる初の「鉄鋼企業スコアカード」[1]の調査によると、対象鉄鋼メーカー18社のうち、脱炭素への移行に必要な準備が整っている企業は1社もなく、中でも日本企業は遅れを取っていることが明らかになった。本調査は2024年度までの企業の公開データに基づく。
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鉄鋼業界は「鉄鋼産業の排出削減は困難だ」との立場を長年守り続け、その不十分な気候変動対策への責任を問われることが限られていた。また、緊急性を伴う脱炭素化への取り組みとは、具体的にどのような行動を指すのかを精査するのは難しく、企業データは複雑な報告書や断片的な情報開示に埋もれ、実際に進展を見せている鉄鋼メーカーがどこか、把握することは困難だった。これらの課題を払拭するために発表された新ツールは、主要鉄鋼メーカーの脱炭素に向けた進捗を比較分析し、気候危機下に求められる行動を明らかにする。
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(東京、日本、2025年8月26日)日本製鉄は、USスチール社が保有する米インディアナ州ゲーリー製鉄所において最大の高炉の改修に31億米ドル(約4600億円)を投じる計画だと、日本経済新聞が報じた[1]。これを受け、スティールウォッチ、キャンペーン・ディレクター冨田沓子は次のように述べている。
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(東京、日本、2025年8月12日)11日、米ペンシルバニア州西部のUSスチール社のクレアトン工場において、コークス炉の爆発事故が発生した。この事故で少なくとも作業員の二人が死亡。2025年6月18日に日本製鉄が子会社したUSスチール社の石炭施設での事故は、石炭による製鉄を継続するという日本製鉄の指針に対し、大きな疑問を投げかけている。本施設での爆発事故は今年2度目となる。